「側弯症や体のゆがみは、なぜ起こるのだろう?」
これは、私が何十年も考え続けてきたことです。
自分の体がゆがんだ当初、
私にはその理由がまったく分かりませんでした。
調べてみても、
自分の中で「これが答えだ」と納得できるものには、
なかなかたどり着けませんでした。
分からないからこそ、側弯症や体のゆがみというものが、
とても難しいものに感じられたのだと思います。
でも、その当時から一つだけ、
ずっと心の中にあった想いがあります。
「確かに難しい。でも、原因が分かるまでは難しくても、
原因が分かったら、それほど難しいものではないのではないか」
という想いです。
分からないことと、難しいことは同じなのか

何か問題が起きたとき、
原因が分からなければ、
どうすればいいのかも分かりません。
どこを見ればいいのか。
何を変えればいいのか。
そもそも、自分が考えている方向が合っているのか。
答えが分からない状態では、
一つひとつ手探りで確かめていくしかありません。
だから「側弯症は難しい」と感じるのも、
ある意味では当然なのかもしれません。
ただ、私はずっと、
「本当に難しいのだろうか?」
という思いも持っていました。
もしかすると、側弯症そのものが難しいのではなく、
私たちがまだ十分に理解できていないから難しく感じているだけなのではないか。
もし体がゆがむ仕組みを理解することができたら、
今までとは違った見方ができるのではないか。
そんなことを考えるようになりました。
「なぜ?」を考えることから始まった

今振り返ると、私が長い間やってきたことの出発点は、とても単純です。
「なぜ、体はゆがむのだろう?」
という問いを持ち続けることでした。
すぐに答えが出たわけではありません。
むしろ、答えが分からない期間の方がずっと長かったと思います。
それでも、
「分からないから仕方がない」
で終わらせることができませんでした。
自分の体のことだからこそ、もっと知りたい。
なぜこうなったのか。
どういう仕組みで今の状態になっているのか。
そこが分かれば、
自分の体との向き合い方も変わってくるのではないか。
そう考えてきました。
そして、その想いを持ったまま、何十年という時間が経ちました。
原因を考えることは、自分の体を知ること

側弯症については、さまざまな考え方があります。
側弯症の症状や特徴など、
基本的な内容については「側弯症」のページでもご紹介しています。
私自身も、ここで「側弯症の原因はこれです」
と一つに断定したいわけではありません。
私が大切だと思っているのは、まず、
「なぜ自分の体はこうなっているのだろう?」
と、自分の体に目を向けることです。
今まで当たり前のようにしてきた姿勢や動きも、
少し意識して見てみると、気づくことがあるかもしれません。
分からないことを、分からないままにしない。
すぐに答えが出なくても、自分の体を見て、考えてみる。
私の場合は、その繰り返しが、
側弯症について考え続ける原点になりました。
何十年前から抱いていた、
「原因が分かったら、それほど難しいものではないのではないか」
という想い。
今も私は、その想いの延長線上で側弯症というものを考えています。
側弯症や体のゆがみに悩んでいる方にとっても、
まず自分の体を知ろうとすることが、
一つの出発点になるのではないかと思っています。
側弯症について、もう少し詳しく知りたい方へ
私は、自分の体の状態を知り、自分の体と向き合うことが、
側弯症について考える一つの出発点になると考えています。
私が長年の試行錯誤からたどり着いた考え方や、
実際に取り組んでいる方法については、
**「側弯症改善コーチング」**のページでも詳しくご紹介しています。
【監修 柔道整復師 田井 勇次】











