長時間スマホ・デスクワークで悪化する首こり・肩こりのセルフケア5選

長時間スマホ・デスクワークで悪化する首こり・肩こりのセルフケア5選|岡山市たい整骨院

朝晩は少しずつ涼しくなり、日中との気温差が大きくなる季節になってきました。
体が冷えると血流が滞りやすく、筋肉や関節の緊張が増し、首や肩のコリが強く出る方が増えてきています。
特にスマホやパソコンを長時間使う人は、同じ姿勢で筋肉が緊張し続け、疲労が蓄積しやすい傾向があります。
このような環境や生活習慣の影響で、首や肩の不調を訴える方が少なくありません。
今回は首こり・肩こりの原因と、自宅でできる効果的なセルフケア、そして当院での根本改善法を詳しく解説していきます。

首こり・肩こりとは?

「首こり」「肩こり」は、筋肉の過緊張や血流の滞りによって発生する不快感や痛みの総称です。
特にデスクワークやスマホ操作で同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、慢性化しやすくなります。
また、秋の気温差や冷えも血流を悪化させ、症状を強める要因となります。

首こり・肩こりの主な原因

季節や生活習慣、姿勢の乱れなど、原因はさまざまです。
ここでは、長時間スマホ・デスクワークで悪化する首こり・肩こりの代表的な3つの原因を見ていきましょう。

① 生活習慣や姿勢

長時間のスマホ・デスクワークは、首が前に出る「ストレートネック」姿勢を生みやすく、首や肩の筋肉に持続的な負荷を与えます。これにより筋肉が硬くなり、血流が滞り、疲労物質がたまりやすくなります。

② 筋肉・関節の負担

猫背や巻き肩の姿勢では、肩甲骨周囲の動きが制限され、首・肩周辺の筋肉や関節に余計な負担がかかります。
この状態が続くと、神経にも影響を及ぼし、しびれや頭痛などの症状が出ることもあります。

③ 季節や環境要因

秋口は朝晩の冷え込みが強くなり、血流が低下しやすい季節です。
冷えは筋肉を硬直させ、自律神経の乱れを招くこともあるため、コリや痛みが悪化しやすくなります。
こうした環境要因に対策を取ることが、症状緩和の第一歩です。

自分でできる予防・セルフケア5選

ここからは、首こり・肩こりを改善するために自宅や職場で実践できる5つのセルフケアを紹介します。
どれも簡単で続けやすいものばかりなので、ぜひ日常に取り入れてみてください。

① デスク環境の見直し

・モニターの高さを目線に合わせる
・椅子の高さを調整し、肘や手首が自然な角度になるように配置
・スマホの位置を目の高さに上げて「うつむき姿勢」を減らす
→ これだけで首への負担が大きく減り、筋肉の緊張が緩和されます。

② 1時間ごとの肩回しストレッチ

同じ姿勢が続くと筋肉が硬くなるため、1時間ごとに立ち上がって肩を大きく回すストレッチがおすすめです。
腕を後ろに引くように動かすと、胸の筋肉も伸びて血流が改善しやすくなります。

③ 首のタオルストレッチ

タオルストレッチでストレートネックを改善する首こり・肩こりセルフケア|岡山市たい整骨院

タオルを首の後ろにかけ、両端を前に軽く引いて、首を後方に押し返すように力を入れます。
ストレートネック改善や首の筋肉リセットに効果的で、短時間でもリフレッシュできます。

④ 温冷交代ケア

朝晩が冷えるこの時期は、温めることで血流改善、冷やすことで炎症を抑える効果があります。
特に入浴時は首肩まで湯船につかり、血行を良くしてから軽くストレッチするのがおすすめです。

⑤ 呼吸法・マインドフルネス

深い腹式呼吸や軽いマインドフルネス瞑想は、自律神経を整え、筋肉の緊張を緩める効果があります。
腹式呼吸ではお腹をゆっくり膨らませながら吸い、細く長く吐くことで副交感神経が優位になり、心身がリラックスしやすくなります。
マインドフルネス瞑想では「今この瞬間」に意識を向けることで、余計な緊張やストレスが和らぎ、体のこわばりも自然に解けていきます。
1日数分から始めるだけでもコリの軽減や気分の安定を実感する人が多く、忙しい方にも続けやすいセルフケアです。

当院での施術方法

セルフケアを続けても改善しない場合や、根本的に体を整えたい方には整骨院での施術がおすすめです。
当院では以下の流れで施術を行っています。

① 姿勢・骨格の評価

初回に首や肩の動き、姿勢、骨格バランスを丁寧に評価し、どこに負担がかかっているかを特定します。

② 筋肉と関節へのやさしい施術

秋は朝晩の冷え込みや気温差により、筋肉や関節が硬くなりやすく血流も滞りやすい時期です。
当院では、こうした季節特有の体調変化にも対応するため、強い刺激ではなく、やさしく安全な手技で筋肉と関節を調整します。
さらに、微弱電流(マイクロカレント)を用いて筋肉の緊張を緩和し、血流を整える施術も行っています。
これにより、手技だけでは届きにくい深部の組織までアプローチでき、季節による冷えや疲れに負けない回復力の向上が期待できます。

③ 自宅でできるセルフケア指導

施術後は一人ひとりの症状に合わせて、正しい姿勢やストレッチ法をお伝えします。整骨院での施術と自宅ケアの両輪で、根本改善と再発予防を目指します。

まとめ

長時間のスマホやデスクワークによる首こり・肩こりは、放置すると慢性化し生活の質を下げてしまいます。
しかし、原因を知り、日常の姿勢や習慣を見直すことで改善することが可能です。
特に朝晩の冷えや気温差が大きいこの時期は、血流の低下や筋肉の緊張が強まりやすいため、早めのケアが重要です。
今回ご紹介した5つのセルフケアは、どれも簡単に始められるものばかり。
毎日の習慣に取り入れ、早めにケアすることが大切です。

→ [予約・相談はこちら](https://tai-seikotsuin.com/how-to-make-a-reservation/

当院からのメッセージ

首こり・肩こりがなかなか改善しない方、姿勢や骨格バランスから根本的に整えたい方は、ぜひ当院にご相談ください。
初回カウンセリング・検査で原因を丁寧に分析し、一人ひとりに合わせた安全な施術とセルフケア指導を行います。
関連記事:
– 「肩こり・首こりの当院での施術方法」
https://tai-seikotsuin.com/course/stiff-shoulders-and-neck/

(監修 柔道整復師 田井 勇次)

関連記事

  1. 「秋の始まりに多いギックリ腰の原因と対策セルフケア|岡山市たい整骨院」

    秋の始まりに要注意!季節の変わり目に多いギックリ腰の原因と対…

  2. ギックリ腰になった時に気を付けることとは

  3. ギックリ腰は運動不足からも?秋に気をつけたい予防と体のケア方…

  4. 暑い季節の腰痛」に要注意!専門家が教える新常識と対策

    暑い季節の腰痛

  5. 姿勢の悪さが免疫力低下に与える影響を解説するアイキャッチ画像|岡山市たい整骨院

    姿勢が悪いと免疫力も下がる?秋冬に気をつけたい体のゆがみ|岡…

  6. 秋の始まりに要注意!季節の変わり目に多いギックリ腰の原因と対策 アイキャッチ画像|岡山市たい整骨院 セルフケア

    寒暖差で増える肩こり・首こり ― 自宅でできる簡単セルフケア…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP